平成２９年７月２２日（土）に開催した「津軽塗‐匠体験‐」は計４７名のお客様に参加いただき大盛況でした。中には2点、3点と製作するお客様もいらっしゃいました。

元々、日用品漆器として広く使われていた津軽塗も工程の多さや難しさから、職人が減少する一方で今では高級品として地元のひとは中々手が出ないものとなっています。

今回は手軽に体験でき安価で自分の作品を手に入れられるということで、お子様から年配の方までたくさんの方に参加していただきましたが、模様を出す工程の繊細さに四苦八苦しながら、うまく出来た方も、少し失敗された方も一喜一憂しながら楽しまれたようでした。

少し反省点を挙げれば、予想を上回る盛況ぶりにお客様ひとりひとりに対する指導やケアが行き届かなかったと思います。

次回開催の折には、全員がうまく完成できるよう配慮したいと思います。

津軽塗に限らず、工芸品をはじめとする様々な体験会を開催できればと思いますので、その際には、ぜひご参加ください。